忍者ブログ
ビートルズコレクター、ビートルズおたく。 ビートルズによって人生を激変された人全員集合! ビートルマニアのページ!
1 2 3
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ビートルズも例外なくエルビスプレスリーのファンだった。
しかしながらコピー曲は公式には発表されていない。これは「愛するが故の憎しみ」というか、何とか越えたい目標だったからかもしれない。
ブライアンエプスタインが売り込みの時に「プレスリーよりも大物になる」と宣伝して回ったそうだが、その後を見れば、一レコード店の店主にこれだけ見抜く力があったとは驚きだ。

特にジョンに、「エルビス越え」の意志が強く、1965年のエルビス訪問の時の出来事が象徴的だ。「君たちのファンで、レコードもたくさん持ってるよ。」という「キング」のヨイショに「すんませんが、わいはあんたのレコード持ってへんねん」と、周りが凍りつくような冗談を言ったりするんだ、この人。本当は初期のエルビスの大ファンなのにねぇ。

もともと外国からやってきて、自分より売れっ子になってしまった連中を快く思ってなかったエルビスのビートルズ嫌い(特にジョン)は決定的になり、後のビートルズ追放に向けての行動の引き金になる。

エルビスプレスリーが「キング」として君臨し、バンドはあくまでバックという位置付けに対して、ビートルズは4人で力を合わせて音楽やってる「共同体」という色合いも大きな違いだ。キングの歌声は絶対であってコーラスはおまけ(ジョーダンじゃねえジョーダネーズというコーラスグループが付くけど)。反対に、ビートルズではコーラス重視の深みと広がりができる。「イフアイフェル」のようにどちらが主旋律か分からないような美しいはもりが聞ける。

キングの曲ではないが、リトルリチャードの「ロングトールサリー」をカバーした時(リトルリチャードもエルビスと同様、ソロシンガー+バックバンド)、ボーカルはソロだが、ギターの間奏をジョンとジョージが一回ずつとり、ポールを盛り上げている。最後のリンゴのドラムの連打もエンディングに向かってぐんぐん引っ張っていく。ボーカルは一人でも、4人の存在感はハッキリ感じられる。

さらに「ロングトールサリー」のビートルズ版ともいえる「アイムダウン」に至っては、強力なコーラスも入り、グループとしてのアドバンテージを最大に引き出している。リトルリチャードのオリジナルと比べてみると格段進化した音であり、差は歴然としている。

この「グループとして」が最大の魅力であり、その奇跡のバランスが崩れた時に60年代が終わったといえる。
PR
リバプール出身のビートルズだが、有名になるにつれロンドンに移住しなくてはならなくなった。日本でも、地方出身のタレントが東京に出てくるみたいなものだ。メジャーになるにつれ、首都圏にいたほうが何かと都合がいいし、全国区の証だ。

それでも、ビートルズはリバプール訛りをやめなかった。堂々とお国言葉を使いつづけた。下手をすると、千昌夫や、新沼健二、あるいは吉幾三的なキャラになるところだった。危ない危ない。でもそうならなかったのは、やはりサウンドが新鮮で斬新だったからだ。

ところでリバプール訛りってどんな言葉?訛りと言うのは方言である。「〇〇弁」って言うやつだ。
かつてジョージハリスンが「リバプールの市民の80%はコメディアンだ」と発言していた。市民の八割がコメディアン?そんなことがあるだろうか?まて!あるぞ!大阪こそまさに市民挙げてのコメディアンじゃないか。
下手な芸人よりも、大阪の素人のほうがよっぽどおもろい(面白い)。人と話す時でも、何かボケて笑いをとらないと気がすまない。そうなると、リバプール訛り=大阪弁と言う等式が成立する。

リバプールは港町だ。ビートルズも船乗りからレコードをせがんだりしたもんだ。大阪にも港がある。似ている。きっとリバプール市民も歩行速度が速いに違いない。リバプール=大阪という仮定は確信に変わりつつある。

そう思ってみてみると、アメリカについたときのインタビューで、ユーモアを披露し、高感度アップとなったわけだが、それこそ「笑いをとらなあかん」という大阪人の本領発揮に見える。

記者「ここで何か歌ってもらえますか?」
ポール「あかん。」
ジョージ「いやや」
ジョン「前払いでたのんます。」

記者「床屋には行くことあるんですか?」
ジョン「いかへんな」
ポール「全然」
ジョージ「昨日行ったとこや

記者「クラシックは聞きますか?」
ジョン「きかへん」
ポール「あんまり」
リンゴ「ベートーベンが好きやねん。歌詞がええなぁ」

お笑いの喫水線が低いアメリカ人はこれで大ウケして爆笑している。
ところがよく聞いてると、みんなボケてるばかりで、突っ込みがない!これでお笑いが成立するのか?大阪人からすると、強烈な突っ込みがあってはじめて笑えるところなのだが西洋人にはいらないようだ。お笑い文化の低さが計らずしも露呈されている。

結論。ビートルズは、大阪から出てきて、全国区になったけど、大阪弁を使いつづける音楽芸人。坂本隆一並の音楽的才能を持った松本仁志が四人、大阪弁で笑いを取りながらすばらしい音楽をやってるような連中だ。
もうすぐ今年も、ジョンレノン、スーパーライブ!そして今年もキヨシローの参加が決定!イェ~イ!
なんで?どうやって?どうやら生前のビデオを元にあたかもキヨシローが歌っているかのごとく再現しようと言う魂胆。

もちろん本物にかなうものはないけど、故人ジョンのためのライブに故人キヨシローが特殊効果で登場。誰のためのライブか分かりにくくなりそうだが、とにかくジョンとキヨシローの組み合わせはサイコーだぜ!

前にも言ったが、キヨシローはジョンレノンの歌を「ちゃんと歌える」数少ない人の一人だ。「ちゃんと」というのは、完全コピーと言うのではなく、ジョンの言いたかったことを理解した上で、それを表現する力も持ち合わせている。
今年がどんなライブになるのか楽しみだが、youtubeで見つけたキヨシローのイマジンを張っておく。

youtubeで見つけた兄ちゃんですがなかなかよく研究してる。
弦をたたきつけるように弾くのがコツのようだ。
ちなみにこの人のギターは、リッケンバッカー325見たいなのだが、本人の話だと「320改」らしい。それなら同じギター持ってるぜ!なんだか共感。
ポールと比べると裕福な家庭に育った(ミミおばさん)ジョンだが、両親に捨てられ、目の前で母の命を奪われた彼には大きなトラウマがあった。愛情を充分に受けておらず、いつも求めつづけていた。そうなるとポールのように、他人を楽しませようなんて余裕はなくって、「俺が、俺が」と自分を主張することで、周りの注意をひきつけるしかない。それを受け入れてくれる母のような存在を探しつづける。要はマザコン。

このトラウマが生み出す葛藤=自分の中のもやもやした満たされない気持ちを吐き出したいエネルギーとなり、とても独創的な作品が多く、他人には決して真似が出来ない。ジョンでなければだめ。周りを省みず突き進む力、これが彼の作品を芸術へと高めている。

フリーエリア
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新コメント
[09/24 管理人]
[09/24 モロヘイヤ]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
リッケンバッカー
性別:
男性
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
忍者ブログ[PR]