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ビートルズコレクター、ビートルズおたく。 ビートルズによって人生を激変された人全員集合! ビートルマニアのページ!
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昔はバンドやってる(エレキともいわれた)=不良というイメージがあったそうだが今ではそうでもないだろう。
ジョンレノンが近所で有名な不良だったという話は有名で、「愛と平和の人」とは程遠い少年時代だった。ただ不良が骨の髄まで不良というのも逆に珍しいこと。本当の自分をどう表現したら良いのかわからず、不良的な言動になってしまう結果、「不良」のレッテルを貼られてしまう。そうすると自分も「俺は不良だ」と自覚してそれなりの行動をとらざるをえなくなるとか。



ジョンの息子ジュリアンレノンが「幼少のころ、父の言う『愛と平和』が自分の家庭には無かった」と回想しているが、これは本当だろう。それこそ、父からも母からも捨てられ、それこそ愛を知らない彼が、ジュリアンにどう接して良いかわからなかった。貧しいながらも両親の愛情を受けて育ったポールのほうがジュリアンと打ち解けた。ジョンはしかしジュリアンを疎んでいたのではなく、ただどう接したら良いかわからなかった。だからポールに「どうやったら子供と仲良く出来るんだ?」なんて頓珍漢な質問をした。これはギターのコードを教えるのとはわけが違う。まったく自分が子供のまま、だから子供のジュリアンとは、子供同士でうまく行かない。シンシアやヨーコは大人だからジョンをうまく扱えた。そうやって愛情を与えてくれる人をジョンも求め、ようやく成長することが出来たのだ。

不良だから人が近寄らない。それでも近寄ってくるやつがいる。それはジョンが単に不良ぶってかっこいいからというだけでなく、人をひきつけるカリスマを本質的に持っているからだ。ポールもジョンが不良と知りつつ近づいた。ジョンのバンドに入りたくてわくわくした。不良とわかってるけど、こいつと一緒にバンドがしたいと思い込んだ。不良だけど惹かれるジョンが奇跡の出会いをもたらした。

長々と書いたが、こんな難しいことを書く気はさらさらなくって、Wikiで読んだ記事へコメントしたかっただけだ。そこに書いてあったのはBOOWYの氷室京介と布袋友康のなれ初めだ。新しくバンドを始めようと決心した氷室は、布袋に電話して誘う。布袋は快諾。理由は「断ると何をされるかわからない」だった。氷室は地元で有名な不良だった。
もちろんこれは冗談半分のコメントだろうが、半分は本気かなとも思う。リーダーは不良。でも断らなかったのは、布袋も実は誘われて嬉しかったんじゃないだろうか?あの不良で有名な氷室が声をかけてくれたというのはある意味光栄の至り。解散後も、ソロで出したCDについて氷室が「良いんじゃないの。」としたコメントを「嬉しかった」と受け止めている。氷室の才能とカリスマに惹かれている証拠だ。


その後超一流のバンドに成長していくのだが、そういうところもビートルズに似ていて面白いね。
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