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ポールと比べると裕福な家庭に育った(ミミおばさん)ジョンだが、両親に捨てられ、目の前で母の命を奪われた彼には大きなトラウマがあった。愛情を充分に受けておらず、いつも求めつづけていた。そうなるとポールのように、他人を楽しませようなんて余裕はなくって、「俺が、俺が」と自分を主張することで、周りの注意をひきつけるしかない。それを受け入れてくれる母のような存在を探しつづける。要はマザコン。
このトラウマが生み出す葛藤=自分の中のもやもやした満たされない気持ちを吐き出したいエネルギーとなり、とても独創的な作品が多く、他人には決して真似が出来ない。ジョンでなければだめ。周りを省みず突き進む力、これが彼の作品を芸術へと高めている。
このトラウマが生み出す葛藤=自分の中のもやもやした満たされない気持ちを吐き出したいエネルギーとなり、とても独創的な作品が多く、他人には決して真似が出来ない。ジョンでなければだめ。周りを省みず突き進む力、これが彼の作品を芸術へと高めている。
そんなジョンだが、自分のことを過小評価している。生前「ポールの曲はたくさんコピーされているのに、俺のはあまりされてないなー。ちぇっ。」とヨーコにもらしていたそうな。でもコピーするほうからすると、出来ないのだ。コピーはしたいし、やってみるものの、うまくいかない。全然かっこよくならない。例えば「イマジン」。一見シンプルですぐに出来そうだが、一本調子になってしまいうまくいかずにがっかりする。それだけジョンレノンと言う人の存在感が大きく、彼以外の人が口先で真似をしても到底追いつけない。ジョン以外でイマジンを歌えるのはキヨシローくらいのもんだ。ジョンの曲はコピーしようとすればするほど、その偉大さに驚かされる。
ジョンの有り余る創作力は、音楽だけにとどまらず絵画、ノンセンス本へと向けられる。その才能を発揮するのがたまたま音楽だっただけで、そうでなくてもこの天才は世に埋もれることはなかっただろう。
ジョンが自分の偉業として称えているのが「ポールマッカートニーの発掘」だ。「ジョージはポールを通じてきた。リンゴはジョージを通してきた。俺が見つけたのはポールだけ。」と言っているが、確かにジョンが「バンドに入らんか?」と声をかけなかったら、今のポールはあっただろうか?
ポールとは喧嘩しても、それは兄弟げんかのようなもので、決して他の人にポールの悪口を言わせなかった。自分以外はだめということだ。
とにかくジョンがポールを見つけたと言うのはまさに「鬼に金棒」だ。
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