ポールマカートニー快調

離婚したりごちゃごちゃしているポールだが、演奏は快調。
昨年はとうとう「アデイインザライフ」までライブ演奏してしまった、ついに！

ビートルズ解散直後から、コンサートではイエスタディ、やロングアンドワインディングロードなど、ビートルズ時代の曲を惜しげもなくやっていた。90年代にはジョンレノントリビュートとして、ヘルプ、ストロベリーフィールズフォエバー、平和をわれらにメドレーをやっていた。それが2005年のライブ(サンノゼで見た）では何の前置きもなく、アイルゲットユーをやりだし、最後にはプリーズプリーズミーまで出てきた。ジョンの曲と断ることもなく演奏してしまうところに、ポールの開き直りを感じるね。いーじゃん。いっしょにやってたんだからさ、なんて。

でもこの｢アデイインザライフ｣にはやはりたまげた。この曲やるって？中間の部分はポールが作ったが、広くはジョンの曲として認知されている（よね？）。ねたが尽きてきたのか、サプライズを狙っているのか、もう何でもありになりそう。まさかジュリアまではやらんだろうが。

オーケストラの部分がシンセサイザーで物足りはしないが、まあまあ良い出来だし、サージェントペパーのりプライズの後で続けられるとやはり泣きそうになると思う。最後のバースに戻ったところで、またしても｢平和をわれらに」へと変わる。ジョンとの絆をアピールして幅広いファンにうったえようとの思いがひしひしと。