天才＝ポールマッカートニー

「楽器を必死で練習することなく、なんとなく弾き方が分かった」
ほんまか？本当らしいです。
もとはギター担当だったけど、スチュアートサトクリフがやめてしまってベースが空白。
「だれがやる？」もちろんジョンは「いや」、ジョージも「・・・・・・」。仕方がないからポールが｢分かったよ。俺がやるよ。」となったに違いない。器用貧乏とはこのことで、なまじっか弾けてしまうから､やりたいやりたくないに関わらず引き受けなくてはいけない状態になってしまう。わかるね。バンドやってるとこんなことあるよね。ギター弾けないからベースってパターンも多いけど。

他にもピアノ､ドラムなんでも出来てしまい、リンゴのドラムに注文をつけたりジョージのギターに文句を言ったり衝突の原因にになることも。自分で出来るから、他のメンバーのプレイが物足りなく思うんあろう。きっと｢俺が四人いたら良いのに。」なんて思ったこともあったかも。多重録音の機械が発達し、自分で全部のパートが録音できるようになった時はおおはしゃぎして､何曲かやっちまった。本人は満足だが､他の面子はかんかん！でもいい曲になってしまうんだ。

労働者階級に生まれ､生活は楽ではなかったが､家族に愛されて育ったポールは､どうすれば周りの人が喜ぶか､どうすれば周りから愛されるかを良く知ってい。だから聞いた人が喜ぶ歌、好きになってもらえる歌、ヒット曲を次々と作れる。どういう曲がウけるかを鋭く見抜けるんだ。ビートルズの代表曲｢イエスタデイ」｢レットイットビー」｢ヘイジュード」など､誰が聞いても好きになる素敵で分かりやすい曲はポールの手によるものだ。

最近のライブでもビートルズ時代の物も含めて持ち歌が多い彼はまさに現代の天才音楽家といえよう！